2009年3月アーカイブ

 HDRはハイダイナミックレンジの略です。

 カメラが写し出す写真は、一つのレンズで一回きりの露出でシャッターを切るので、明るい部分に露出を合わせると全体的に暗い写真になったり、暗い部分に露出を合わせると白とびした写真になったりします。

 しかし人間の視覚は、瞬間的に暗い部分と明るい部分の露出差を脳内で調整し、視野の中に明るい部分と暗い部分が混在していても違和感なく景色を見ることができます。(見るではなく「脳が感じる」という表現の方が正しいかもしれません)

 下の枝垂桜の写真は、桜の花に露出を合わせるとバックのお地蔵さんが真っ暗になってしまったものをHDRソフトで人間の脳が感じた景色に近くなるように画像処理したものです。

(下の写真をクリックすると大きな画像がホップアップします。)
枝垂桜

 お寺など凹凸のある建物を撮ると細部が黒く塗りつぶされたようになりがちですが、HDR処理をすると下の画像のようになります。

過去の画像ですが、たまにはこんなのも面白いかな? (^。^)/

(下の写真をクリックすると大きな画像がホップアップします。)
大泉寺
区切りライン
ホシザクラ1

 一度は桜の開花宣言が出たものの寒い日が続いているので満開にはまだ数日かかるようですね。

 普段お花見などでわたしたちを楽しませてくれる桜はソメイヨシノという品種ですが、多摩丘陵の固有種でヤブザクラというのがあります。

 ある大学の先生方がヤブザクラを調査していたときに、南大沢周辺にだけ少し変わったヤブザクラがあることに気付きさらに調査したところ、ヤブザクラとは違う新種の桜だということが判りました。2003年のことです。

ホシザクラ2

 この新種の桜は南大沢の首都大学構内や清水入緑地、大平公園など限られた地域に200本ぐらいしか自生していません。

 一本の枝に咲く花数が少ないためあまり目立ちませんが、やや下向きで花びらを全開せず、おわんを逆さにかぶせたように咲いた姿はとても謙虚な印象です。

 花を裏側から見るとガクの形が定規を使って描いたような綺麗な五角形の星型をしているので『 ホシザクラ 』と呼ばれています。
 結して乾燥しているから「干しザクラ」ではありません。

 遺伝子レベルではマメザクラとエドヒガンの交配種ですが、現在は両者が近接する場所はないため1万年以上前に勢力分布が重なっていたころに誕生したと考えられています。

 染色体の数がほとんどの桜は16本なのに対して、ヤブザクラとホシザクラだけは24本だそうです。しかしながら、残念なことにわたしのマクロレンズではそこまで写せましぇーん (>_<)

ホシザクラ3
区切りライン
かたくり1

 相模原市の山沿いに「城山・カタクリの里」という所がありまして、今頃の時期は林の中でカタクリの群生を見ることができます。
 今日は寒かったですが一度は桜の開花宣言が出るほど暖かくなったので、カタクリの開花も早まり今週末が最後の見頃になりそうです。(黄花カタクリはもう少し後かな?) 

かたくり2

 最近は仕事の都合と天気の良い日が合わず危うく見頃を逃す所でしたが、今日は張り切って9時の開園時間に合わせて行きました。
 ・・・ところがなんと、カタクリって朝は蕾んでいて暖かくなると花びらが反るように巻いてくるんですね。
 まだ寝ぼけ眼のカタクリたちでした。 

かたくり3

 それでも、熱心なカメラマンは、うつむき加減の小さな花を何とか覗き込もうと体勢を工夫します。
 おばちゃん、腰を痛めないように頑張ってね。

かたくりを撮る人

 カタクリの他にも数々の春の野草が咲いています。
 ショウジョウバカマ、雪割草、シュンラン、ヒメコブシ、などなど
 以下はそのうちのほんの一部です。

ショウジョウバカマ 雪割草 シュンラン ヒメコブシ
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TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8 + C ・・・の続きを読む

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